2日、はざがけ2組作り、稲を干した。
今年は作付面積が広かったのか?収量が多かったのか?分からないが、稲束、干しきれず少し残った。
2組のはざがけの間に、もう1本、2メートルの竹をつぎ足し、全部干し終えた。
一昨日の夜。田んぼの会のグループライン。「竹の割り当ては4メートル2本、2メートル12本です。足りなかったら、各自で竹山から竹を切り出し補充してください。竹は皆の共有です。」
「ギョギョギョー! しまった! 竹を切り出す時、必要本数を記入したのをすっかり忘れていた。(>_<) これは、まとめ役である俺の責任。何とかせねば、、。」慌てて監督ら3人に「何とかします」、田んぼの会にも同様のラインをした。
「田んぼの竹山。入口に深い溝があり、一人で切り出すのは危ない。妻の実家に行き、近所で竹を調達しよう。」その時点では、そう考えた。
昨日の朝、出かける時「そうだ。稲は干すと水分が抜け縮む」と聞いたことを思い出し、「代用物?何か木の棒はないかなー?」車庫の棚を探した。
段ボールやサーフボードを取り除くと、一番奥に「茶色いモノ。あった!まさに天の助け!」丁度2メートル位。
「これで、監督に申し開きが立つ。」ニンマリしたところで「継ぎ足した竹、4メートルだったら使えん。俺の車には乗りきらん。どうだったかな?」ちょっぴり不安がよぎったが、その時はその時。代用物、ビニールヒモ、ハサミなどトランクに積み家を出た。
8時前、田んぼに着いた。前日の強風で稲束10くらい落下。これを発見したのも怪我の功名。何が幸いするか分からない。
2メートルであってくれー。祈るような気持ちで、継ぎ足した部分の稲束をおろした。
継ぎ足した竹は2メートル。ホットとした。(*^^*)
はざがけに厳重に縛り付けてあった結束バンドやビニールヒモをほどき、竹をはずした。(左のはざがけに立てかけてる。)
ただ、継ぎ足した竹に比べて「持ってきた代用物」は短く、はざがけの間が10センチ届かない。
それから悪戦苦闘。二人なら、一人が持ち、もう一人が結べば簡単。だが、一人で「代用物をはざがけに縛る作業は大変!」。
何べんやっても「片方が落下してしまう。」
どうすればいいか?あれこれ考え、試した。
代用物の端をヒモできつく縛り、ヒモの余りを残しておく。
ここで「あるテクニック。」ブログには書けないので、脱穀の時、解説。(*^^*)
それから、残した「代用物」のヒモと、はざがけに縛ったヒモと結び、二重三重に巻き付け固定。
反対の端も同じようにはざがけに縛り付け、「何とか、つなげた。応急措置完成。」(写真、右が少し足りない部分。)
この茶色の代用物、何か分かるかな、、?
稲束、ゆるくなったものはヒモで縛り直し、干していった。
代用物。しっかり支えている。
稲束を掛け終わると、元通りの見事なはざがけ。やったぜ!
監督ら三人、田んぼの会にも「応急措置完了。竹は返しました。」とライン。
【その足で畑へ】
左側、土が掘り返されていた。YZさん、何か始めたぞ。( ^)o(^ )
米良大根、ちいさな芽が。(*^^*)
農業。体力、気力、資金力、そして頭も使う大変な仕事。
全国和牛能力共進会。宮崎牛、4年連続日本一の快挙。素晴らしいの一言。
だが、一方では農業従事者の高齢化、後継者不足、耕作放棄地の増加など問題山積。
「センセイ方、地方の農業を守る事。並大抵の事ではありませんぞ!」
【今朝、田んぼの会Iさんから心温まるライン。感謝!感服!】
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