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「センセイと呼ぶ」のをやめてもらったこと。

(桐原の滝。財部町。記事とは関係ありません。)

県庁で「センセイと呼ばれる方々との仕事」、三つの職場で関わらせてもらった。

最初は社会保険課。国民健康保険を担当。「医者の先生」方。

次は県議会事務局。県議会議員の「センセイ」方。

三回目は県教育委員会。県内小・中・高・支援学校を統括・指導する「先生の中の先生」方。

細かな論評は誤解を招くので控えるが、総括すると「組織内の空気は、いずれも独特。権威と伝統を重んじる、外部の人間は近寄り難い”何か”があった。」

それとは別の職場で、「センセイと呼ぶ」のをやめてもらったことが二度ある。

一度は児童家庭課、保育所運営を担当した時。

保育所の設置申請に来られた方から「Hセンセイ」と呼ばれ「私はセンセイじゃありません。Hさんと呼んでください。」とお願いした。「奉り、便宜を図ってもらおう」そんな”下心”が透けて見えたから、、。

二度目は社会福祉事業団。県内各地に14の施設があり、着任後ただちに、現場の実態を知るため、各施設を訪問、職員との話し合いから始めた。その過程で、児童施設と障がい者施設では職員同士でも「○○さんではなく、〇〇センセイ」と呼び合っている場面に遭遇し、違和感を覚えた。

「センセイ」と呼びあうことで、「何かちょっとしたミスが見逃される風潮が生まれたらマズイ」。「一気にやると職員の反発は必至。どうしたものか?」あれこれ思案、、。

着任2年目。組合とも協議を重ね、組織改正し、課係制を導入。「職員の間では職名若しくは○○さんと呼ぶ」ことに改めた。

「センセイと呼ばなくなった効果」かどうかは定かではないが、職員の間に「いい緊張感が生まれ」、本部事務局と14施設の間にあった「目に見えない厚い壁もなくなった」ような気がした、、。

議員のセンセイ方も「一段下がって国民に寄り添い、生の声を吸い上げるためにも、センセイと呼ばれるのを返上された方がいい」と思うのだが、、。ダメか、、?

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