(写真。強い風でもビクともしない大根やぐら)
ごみ処理施設の建設においては、万全な安心安全対策を講じるのは当たり前である。
信じられないことだが、13年公社は「基礎に補強杭を打たない設計・工法を採用」し、それが原因で地盤が沈下、浸出水調整池が破損したのである。
次のことを考慮すれば、「浸出水調整池の基礎工法は、杭基礎工法しか選択の余地はない筈」だが?
1 エコクリーン(ごみ処理施設)は、汚染水を排出し、危険物も扱う「迷惑施設」。
エコクリーン建設の際には、地域住民の猛烈な反対運動が起こった。
2 県は(公社設立前)、地域住民に「安心安全な施設建設を約束した。」
3 県が選定した建設予定地は、「元、沢があり地質は軟弱」だった。
4 しかも、「盛土が大部分」であった。
5 浸出水調整池は管理型処分場(焼却後の灰を埋める所)から染み出る「”汚染水”を溜める枡。
コンクリート構造で最大4万トンの重量になる。」
6 13年公社は、コンサルタントが最初に提案した「杭基礎工法」は採用せず、「補強杭を打たない直接基礎工法」を採用。工事を着工した。
* この事がエコクリーン最大の謎である。
7 浸出水調整池工事を請け負った業者は、「独自にボーリング調査を行い、地盤沈下を懸念。公社に杭を打つよう進言したが、15年公社は拒否。杭を打たないまま工事を続け、開業前に地盤沈下が起こった。
* 13年公社と15年公社には、責任は無いのだろうか?
(明日から私たちの格闘が始まる。)
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