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心の闇、、。国と国民の責任。

今日のテーマは重くて、難しい。でも、「目を背けてはいけない」と思い、私見を投稿した。

Ifごときが、短いブログで、「とても纏めきれるものではない」ことは、重々承知の上で、、。

日本中を震撼させた秋葉原事件。もう14年か、、。記憶から、とっくに消え去っていた。

先日、死刑執行。夜7時NHK。事件に巻き込まれ重傷を負ったタクシー運転手(宮崎市在住)のインタビュー。思わず、息を飲んだ。

元総理銃撃死去の衝撃が冷めない中、二つの事件がダブり、心が揺さぶられた、、。

「何故、今(死刑執行が)なんでしょうか?Kは何であんな事件を起こしたのか、多分、分かってなかったと思うんですよ。今まで、(死刑執行せずに)生かしたのであれば、あの事件が何で起こったのか?国は解明すべきだったと思うんですよ。そこの説明は何もなかった」口調や表情に犯人に対する怒りや恨みは感じられなかったのが意外だったが、無念さがにじみ出ていた。「スゴイ人」だと敬服した。

その「何で起こったのか、、?」の言葉。頭から離れず、一人考えた、、。

今の社会。コツコツと真面目に働いても、生き抜いていくのは大変だ、、。

自分ではどうにもならない事がある、、。

何もかも放り出すして、何処かに逃げたくなる時がある、、。

Ifにも何度もあった、、。(それら事件の当事者とはの比べようもないが、、。)

一人、浜辺に座り、打ち寄せ、引く波を、ただ見つめ続けた、、。

空を見上げた。雲がいろいろな形に変わり、流れていった、、。

大きな木の木陰のベンチに横たわり、目をつぶり、風の囁きに耳をすませた、、。

心のマグマが爆発しそうになる度に「どうにもならんコツは、どうにもならん、、。」何度も何度も自分に言い聞かせ、心を鎮めようと試みた、、。

そうこうして、何とか、今に辿り着くことができた、、。

A首相を襲い、人生の半分以上を残して「死刑の道を選んだ」青年、、。

障がい者を標的にした大量殺人。京都アニメ事件など、信じられない事件が立て続けに起こる。

日本はすっかり変わった、、。何か、異様な空気に覆われているような、不安、、。

彼らが背負った「苦難=心の闇、、。」

ここに至るまでに、「どうにかならなかったものだろうか、、?」

「何で、こんな日本になってしまったのか、、?」

「今の社会の風潮(人間の尊厳が失われ、モノや道具のように扱われる)、私たち国民の価値観(便利に走り、苦労を嫌う)も起因し、知らず知らずの内に、若者たちの心を蝕んでいるのでは、、?」

血の通った政治をしてもらいたい!

社会からはじき出され、孤立した若者たちの声に耳を傾けてもらいたい!

「社会に潜む”心の闇”=若者たちの危険な喪失感”」。そこにメスを入れ、”希望や光”を注ぎ込み、彷徨っている若者たちを一人でも二人でも救い上げる」。これは、政治の大事な役目であることを忘れないでいただきたい、、。

あのタクシー運転手の方は多分、死刑執行に際して、K首相自ら「国の責任にも言及し、心のこもった次のようなメッセージ」が欲しかったのではないだろうか、、。

「この事件の背景には現代社会が抱える”心の闇”があります。これは国と国民の責任でもあります。この機会に国民全体で考え、出来ることから取り組み、”世直し”を進めてまいります。」

「若者たちの心の闇の一掃」。これは、我が国に課せられた「憲法改正よりも急がれる重要なテーマ」だと、Ifは思う。

私たち国民が先ず出来ることは「人を一人の人間として認め、思いやる」ことではないでしょうか?

【昨日。全国知事会、何と奈良県で開催。知事さんたち現場で黙とう。何を願われたのでしょうか、、?】

 

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