(道の駅南郷にあった絵手紙。記事とは関係ありません。)
県庁職員は「法律、規則に従う」のは当然である。
大切なのは「柔軟性=逆転の発想」。
保育所整備を担当した時.
保育所を整備するには、設置基準があり、「室内のスペース」に加えて、「屋外の遊び場を確保する事」が必要と定められている。
設置許可申請があった保育所の現地調査で「重大な欠格事項」を見つけた。
屋外の遊び場面積が狭く、隣接する畑を借りても、基準に少し足りなかった。
「何とか認めてもらえませんか?」申請者は懇願。
有力者からも要請されたが、「筋は曲げられない。」
「合法的な対応?何とかならないものか?」あれこれ考えた。
「少し離れるが別の畑を借りる。移動など保母さんは面倒だが、それしかないかな、、?」諦めかけた時。
「待てよ。あの保育所は2階建て。そうだ、屋上に遊び場を造ればいい。」と、ヒラメイた。
「遊び場は平地。その固定観念」が邪魔していた。
直ぐ本省(国)に照会。「屋上の遊び場も基準に該当する」事を確認。
申請者に、その旨を連絡。喜びようはハンパじゃなかった。
その後もハードルはあったがクリアーし、無事、国の設置認可に漕ぎつけた。
完成検査の時。屋上の遊具、屋上からの避難を兼ねて設置された”長い滑り台”を見た。
「眺めもいい!子供たちがはしゃぐ姿を思い浮かべ」ニンマリ。( ^)o(^ )
【県庁碁会。2勝2敗。勝ったと思った瞬間、負けの道へ。勝負は下駄をはくまで分からん。】
【東京都知事選。さて、どうなるでしょう?】
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