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必殺※後始末人18 SNA(1)危険なニオイに血が騒ぐ。

宮崎。大都市圏から遠く、交通の便も悪い。

「陸の孤島の汚名返上」。これは県(県民)の悲願。

大都市と結ぶ”格安航空”。果敢(無謀?)に挑戦する男たちがいた。

1997年福岡に会社設立。

「バラ色の夢」を描き、2000年宮崎に本社移転。SNAと社名変更。

県(担当は企画部)も公費助成に踏み切った。

タイミングが最悪。バブル崩壊、観光需要は急落、シーガイヤ経営悪化などなど。

スタート直後から危機に直面。他県の同業者(エアドゥなど)も大苦戦との報道。

2001年、私が商工次長に着任した時は既にダッチロール状態だった。

前述した通り、私は観光・労働の通常業務に加えてWカップも担当。オーバーワーク。

2002年Wカップ終了と同時に「商工もSNAを支援するように」とM知事厳命。担当は私と。

地元銀行はシーガイヤの莫大な負債を抱え、破産管財人との債権整理の真っただ中。

私は即座に「SNAの支援を続けるのであれば公費でやるべきです。シーガイヤのダメージ、県への強い不信感(アレルギー)がある地元銀行に金融支援を要請するのは無理です。」と猛反対した。

リゾート訴訟も抱えた県。「SNAに対する追加公費助成に議会が応じる可能性はゼロ」。

金融支援に望みを託すしかなく、銀行とのハードネゴは企画では困難。「何としてでも商工でやるしかない」との結論。

「危険なニオイを嗅ぐ」と何故か血が騒ぐ、、。

”無謀”にも、真っ暗闇の荒れ狂う海に飛び込んだ、、。( ^)o(^ )

明日に続く。

【明日から4月。入学、進級、新社会人の皆さんにエール!】

自分が信じる道を、自分で切り拓いて、進んで下さい!

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