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必殺※後始末人 4 県庁職員たる人材、その育成とは?

(不遇な子供に「人の道」を教える石井十次。)

県庁は「宮崎県の行政(=地方自治)を執行する機関」。

仕事は県道や港湾の整備、医療、保健、福祉、教育、農林漁業・商工業振興、災害対応など幅広く、予算(税収)は限られている。

任に当たる県庁職員。その「人材、育成」は「宮崎県の命運・未来を左右する」と言っても過言ではない。。

では「県庁職員の人材=あるべき姿」とは、「どんな職員?」なのであろうか?

「公平・公正」は人間としての根幹。

「法令や就業規則を守る」、「個人プレーは慎み組織で仕事をする」のは当たり前。

県職員は「指導権・命令権」が与えられており、言動や行動は専門性が求められるが、その専門性は一朝一夕には成らず、長い経験から培われることは言うまでもない。

38年の自分の反省を踏まえて、敢えて申し上げれば、専門性を身に付ける前に、先ず、県庁職員として、次の五つの基本を備えた「人材」であってもらいたい。

1 権力者ではなく、「県民の声、特に弱者の声」に寄り添う。

2 仮に上司から「権力者に忖度した事業の指示があった」としても、勇気を持って異議を唱え、正当な方法を提案する。

3 「前例踏襲・事なかれ主義」に流されず、新たな事に挑戦し、失敗は恐れない。

4 上司となった場合、部下の失敗をくどくど咎めず、「自分の責任とする度量」を持つ。

5 与えられた仕事をこなすだけでなく、「10年後20年後の宮崎の将来ビジョン」について、県庁内の意思疎通は勿論、市町村、各団体と建設的な議論を深め、課題を共有する。

こんな投稿をすると、「県民の厳しい声」が返ってきそうだ。

「その五つ。県職員(公務員)なら当たり前。県庁に入って育成するのでは手遅れ。五つを備えた職員を採用せんといかんわ。」

「職員のコツをあれこれ言う前に、五つを備えた人が知事や議員になってもらうのが先。ほっじゃねと政治のゴタゴタはいつまでも直らん。職員も育つ筈がね。」

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