人の縁とは本当に不思議なものだ。
プライバシーなどデリケートで複雑な背景も絡むので詳しくは書けないが、、。
平成16年、19年前にさかのぼる。
宮崎県社会福祉事業団に在籍した時、「事業団の自主自立(=県の関与を離れる)を目指す大改革」を職員と一緒に取り組み、県から承認をもらった。
丁度その頃、国においては社会保障制度の見直し(ノーマライゼイションの推進、施設福祉から在宅福祉への移行、民間の参入、利用者負担の在り方など)の議論の最中。
県においても、公社等改革が重要課題となっていた。
事業団改革を進める過程で、各施設を訪問し、職員と議論し、「私の福祉に対する想い=事業団の役割とは何か?」について、次のように訴えたことを覚えている。
「事業団の各施設でケアを受けられる利用者は”幸せ”だろう。でも、事業団のサービスを受けたくても受けられない多くの方がおられることは、常に頭に入れておいてもらいたい。」
「その人達のために、何かサポートできることはないか?それを考えるのも事業団の役割だと認識してもらいたい」。
要するに「視野を広げ、少子高齢化、発達障がいなど利用者の多様化、激変する社会に、柔軟に対応できる事業団を目指そう」というメッセージだった。
事業団5か年計画(平成16年度~21年度)の中で「職員とある約束をしたが、1年でエコクリーンへ異動という事態となり、あの出来事の対応に追いまくられ、約束を果たせないまま」もう19年が過ぎた。
福祉現場は、利用者の障がいの重度化、慢性的な人材不足などで職員は過重な労働を強いられている一方、国の補助金は抑制され、給与等の待遇は他産業と比べて低水準で推移している。
「それらの事が心にずっと引っ掛かり、申し訳ない」と思いつつも、退職した身ではどうしようもなかった。
そこに突然舞い降りた「とてつもないプロジェクト」。
「自身が逆境から這い上がっただけでも驚愕なのに、同じ境遇の人に救いの手を差し伸べようとする崇高な志」に、衝撃を受け、心が揺さぶられた。
広義にとらえれば「福祉=幸せ」に通じる。
「よし、やるしかない。火をつけてみよう!」と「ある事」が閃いた。
「別の、とてつもない事」が起こるかも知れない、、。
俺は何でコンゲなるっちゃろ? ( ^)o(^ )
【日本駆け込み寺天野理事長、強力な助っ人と共に小倉へ来訪。やっぱスゴイわ!】
【Oさん、天理市から電話を頂いた。これも人の縁。その不思議に驚嘆!】
【今日、大根の種まき、行ってきます。!(^^)! 】
コメント