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Ifの正体。「無実の証拠」

ドキッとするタイトル。小説を書けば、本屋大賞も狙えそう、、。

先日、県有グラウンドをぐるり周り、宮崎北署(冒頭写真)の前で立ち止まった。

「もう、13年も経ったのか、、。」

2階、取調室。朝9時から午後4時。約1か月、、。

S刑事は大柄で角刈り。言葉使いは丁寧だが、眼光鋭く、執拗に核心に迫り、「私を落とし、”悪”を吐かせようとした。」

「公務員が、ごみ処理場の破損事実を公表しないのはおかしい。まして、前任者がやった事。何か裏がある、、?」

「If(副理事長=実質的責任者)が事件の中心人物、、?」

「業者と結託、破損の事実を隠蔽、完成金を不正に支払ったに違いない。密約、、?若しくは賄賂、、?」

私に課せられた嫌疑、、? 恐らく「そんなこと」だったのでは、、?

「〇月〇日、業者と会ったでしょう。何があったのか話してください。」

「挨拶に来られ、入口で対応しただけです。」

「そんな筈はない。思い出して、正直に話してください。」

「私たちは破損した調整池を補強工事し、ごみ処理ができる状態にしただけです。」

「私は4月に着任したばかり、工事関係は分からないので、常務と担当に任せ、SPCとの価格交渉や市町村の負担金調整などに奔走する日々でした。」

毎日、毎日、午前も午後も、何度も何度も同じ質問をされ、同じ答えを繰り返す。これが1か月も続くと、人間おかしくなる。

運悪く、丁度、長男の結婚式とも重なり、出席を願い、許された。

「長男と嫁に申し訳なく、みじめだった」が、父親として、精一杯明るく振る舞い、二人の門出を祝い、幸せを祈った。

最後の挨拶。誕生の感動、成長の喜びと葛藤が交錯、涙が溢れ、言葉にならなかったが、兎に角、無事に終わった。

それからの追求、一段と厳しさを増し、「どうでもよくなった。」

ある日、「もういいです。私が業者と何かあったと言われるなら、そう調書に書いてください。」

たまらず、吐露した。

「いやいや、それは困ります。私たちは嫌疑があれば調べる、それが仕事ですから、、」

次の日。がらりと態度が変わり、私の主張を全面的に認め、調書に「左の人差し指」で押捺した。

公社や県が「事実を曲げ訴えたら」、「職員一人だけで刑事に対抗し」、「無実の証拠を示す=無実を証明する」のは簡単なことではない、、。

やっと終わったと思ったら、検察審査会、そして民事訴訟、、。

公社と県は、「今だに”非”を認めようとされない」が、「”罪なこと”を為されたものだ、、。」

苦しみ、三人で闘った10数年、、。よく乗り越えた、、!

だから今、畑や田んぼで楽しんでいるのが、信じられないのだ、、。

この気持ち。「心をきずつけられた者」しか分からない、、。

ね。Kさん、Iさん。

【大吟醸を楽しむ会。大盛会。Mさんおめでとう! ミニが楽しみ(^^♪】

 

 

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