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愛国心

(天理教教会本部のしだれ桜。Oさん、今、天理に来ているそうです。)

ロシアのウクライナ侵攻。1か月が過ぎた。

目を覆い、耳を塞ぎたくなるニュースの中、「自分では忘れ、ハット気付かされた、とても大事なことがあった。」

第一は「ゼレンスキー大統領」。心を揺さぶられた。

国民に「国を守り、戦い抜く覚悟を示し」、ロシア大統領に「話し合いによる停戦を呼びかけ」、世界各国に「侵略の理不尽さと支援を訴え掛ける」。「真剣な姿、胸に響く言葉」。

こういう人を「国家元首」というのだろう。

「大事な事を言い間違わないように、ちらちら原稿を見ながらコメントする」何処かのリーダーとは、「本質的な何か」が違う。

第二は、ウクライナ国民の「愛国心=国を愛し、命に代えても、国を守ろうとする気持ち。」

その一つが、「義勇兵、志願兵」。「祖国に帰り、戦うとの言葉」。思わず息を飲みこんだ。

二つが、ロシア戦車の前に立ちふさがり、無防備のまま「帰れ、帰れ」と声を上げる多くの市民。

戦争。有ってはならないことだが、「If? 今、日本が侵略された場合、国を守る為に、果たしてどれだけの国民が立ち上がるだろうか?」

そもそも、「愛国心」について、「私は、学校で教えられたことも、友人と議論したことも無い。」

今、「教育課程の中に、どう組み込まれ、学校では、どう教えられているのだろうか?」

第2次世界大戦の苦い体験を背負い、世界唯一の被爆国である我が日本。

「愛国心の醸成は戦争蜂起の思想に繋がる。」との言論操作が根底にあるのであれば、「それは違う」のではないのか、、?

ロシアとウクライナの現状をつぶさに見て、「中国と台湾、そして北朝鮮の動向が、他人事、対岸の火事とは思えない「、そんな不安が大きくなったのは、私一人ではないだろう、、。

「憲法改正。9条を含め、もっと私も、関心を持たねばならない。」

このことは、「日本国民であれば、当然の義務」ではないのだろうか?

ゼレンスキー大統領、ウクライナ国民に、そんなことを教えられた。

今、私は、「愛国心について、子供や孫、そして若者たちに”伝える言葉”を持たない。」

国会議員の皆さんに、お願いしたい事がある。

「国民の命と暮らしを守る。」これは与党・野党に関係なく、国会議員の最も大事な使命である。

「安全保障の議論」と「憲法改正の議論」。国民投票をする前に、国会で真剣にしてもらいたい。

そして、国民にもっと分かりやすく、情報やデータを提示し、国民世論を喚起する方策を考えてもらいたい。

政府与党が「国民に十分な情報提供をしないまま、ウクライナ問題を追い風にして、一気呵成に憲法改正を進めようとするのであれば、それは大間違い。将来に禍根を残す、危険な行為である。」と思う。

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