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小さな親切。

昨日、家人を掛かりつけ医院に送り、公園へ。

9時前に着き、北側にある三人掛けのベンチで図書館が開くのを待った。

メロンさんに電話。草刈り機の油を頼んだ。

夏草、ボチボチ刈ろう、、。

新緑から深緑に変わった木々を眺め、ボンヤリしていると、

年配の女性が近づき、「ここ空いてますか」と左端に座った。

「どうぞだけで、黙っているのもどうか?」と思い、「いつも来られるんですか?」声を掛けた。

オシャベリ。火をつけてしまった。(>_<)

「いつも来るけど、最近腰が痛くなって、整形外科に通っている」から始まり、

2年前までは元気で何でも出来たのに、近頃はあちこち悪くてとか、

娘夫婦が共働きで、お孫さん(中学2年)の食事のお世話、

肉をモリモリ食べるから大変、

だけど、主人を亡くし独り者だから、それが生きがいとか。

孫はサッカーのプロ選手が夢だが、1万人に一人の世界。勉強もしっかりやるように、言い聞かせてるとか。

出来れば筑波大学に行って三笘選手のようになってくれればとか。

私はスポーツが好きで、今朝松山選手のゴルフを見てきたとか。

歴史小説。中でも今村翔吾が好き。Xに投稿したらファンクラブに誘われたとか。

今村翔吾の本を孫に買ってやったら、徳川時代の政変に興味を持ち始めたとか。

話が止まらん。

相槌もうたんといかん。

かれこれ30分以上、お付き合い。

逃げるタイミングを計っていると、遠くの友達らしい人に手を振った。

この機を逃してはならぬ。

「お孫さん楽しみですね。頑張ってください」。告げ立ち上がると、

「どちらに行かれます?」

「図書館に。本を読むんです。」

「図書館の本は古いですがねー。」オチがついた。

「そうですね。今村翔吾はないですね」。足早に退散。

小さな親切。こんな事もあるよ。

女にゃカナワンよ! ( ^)o(^ )

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