自分で言うのも変だが「俺は無鉄砲なところがある」。
周りはハラハラ、随分困らせたことだろう、、。(>_<)
あれやこれやスッタモンダしながら一日一日が過ぎ、キャンプ本番が迫って来た。
県がやるべき事。キャンプ期間中何事も起らず、リラックスして練習できる環境を整える事だが、「もう一つ大事な事」があった。
それは「県民の願い」を叶えてやること。「世界のスーパースターと県民の交流機会」を作ってやりたい。そのため、キャンプが決まった段階から、出来るだけ「練習は公開」してもらうよう、要望を続けた。
スウェーデンは最初から「公開する」と約束してくれたが、ドイツは「原則非公開」の姿勢を崩さず、キャンプ本番が迫っても回答はないままだった。
県政記者から「ドイツは練習は公開しないのか?多額の予算(税金)を使う以上、県民との交流も大事。県は何故要求しないのか?」など厳しい意見も出始めた。
もう時間がない。腹をくくって交渉に臨んだ。
「練習は非公開だが、ウォーミングアップは県民に見てもらう機会は必ず設ける。」と約束してもらい、何とか面目を保った。
それは良かったが、報道関係者の通行許可証の発行で大問題が起こった。
担当幹部は来県したばかりで私とは初対面。プレスセンター等で県がサポートした事など知らなかったようだ。
その幹部が「県政記者のリストを見て〇×を付け、×の新聞社は許可しない」とぶっきらぼうに言った。
理由を尋ねると「発行部数とか紙面のスポーツ欄が少ないとか、訳の分からん事」を一方的に並べた。
「それは困る。県政記者室のメンバーは全員発行してもらわないと、猛反発が起こり、新聞テレビで大騒ぎになる。」と粘ったが、「宮崎を見下しているのか?一旦言ったことを覆すとプライドが許さないのか?」頑として譲らない。
ここで引き下がる訳にはいかん。報道で大問題になるのは明らか、県民も怒るだろう。そうなったら、何のためにキャンプ誘致したのか?分からなくなる。
一か八か覚悟を決めた。
「分かりました。全部許可してもらえないのであれば、私は今後キャンプサポートから手を引きます。キャンプ本番になって、問題が起こっても私は知りませんよ。」
別の幹部(プレスセンターなど私の立場を知っている)が「マズイと思ったのだろう」。協議を中断、その場を離れた。
約30分後。「県の希望通り、全員発行する。」と満額回答。
あのプライドの高いドイツに勝ったぞ!
県政記者の皆さんから袋叩きされずに済んだ。( ^)o(^ )
これもプレスセンターのゴタゴタのお陰、、?「怪我の功名」と言うのであろうか?
明日に続く。
【桜一輪。分かるかな?】
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