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必殺※後始末人 10 Wカップ(5)スウェーデン激怒

(スウェーデン選手の練習風景)

仕事とは言え、、。

「宮崎に来て下さい。何でもやります。」笑顔振りまき誘致する人はいい。

「その後始末。NOと言わんといかん」モンはたまらん。(>_<)

スウェーデン。一度だけ激怒させたことがあった。

協会幹部が監督を伴い、県運動公園(サッカー場と陸上競技場)の調査に来た時。

幹部が「夜間も練習するので照明設備(県運動公園サッカー場)を設置して欲しい」と要求。

これは全くの想定外。少なく見積もっても3~4千万は掛かる。一時的なキャンプ、しかも夜間練習のために多額の投資は出来ない。予算も”予備費”もない。突貫工事となり時間もない。

「ズバリ”NO”とは言わない」までも「”難しい”との意志は伝えなくてはいけない」。腹をくくった。

「宮崎はキャンプ期間の5月は午後7時くらいまでは明るい。照明なしでも練習は出来る。それ以降に練習する場合はサンマリンスタジアムを使って欲しい。」と申し出た。

それまで黙っていた監督の顔色が見る見る変わった。

「貴方はスウェーデンサッカーを愚弄するのか。サンマリンスタジアムは野球場。スウェーデンは野球はしない。Wカップ代表の我々に野球場でサッカーをやれというのか!」と激怒。

そうか! 認識が甘かった! 冷や汗がどっと出た。

その場にヘタリコミそうになるのを堪え、

「私の軽はずみな言葉で皆さんのプライドを傷つけてしまったようで、大変申し訳なかった。」謝り、宮崎の実情(県の立場)を説明した。

言葉が震え、とぎれとぎれだったが、つづけた。

「県は地方自治体。Wカップとは言え、税金の支出には県民の厳しい目が注がれています。キャンプ期間は10日前後。夜間練習は僅か数時間。その為だけに多額の投資をするのは後で問題になり、スウェーデンにも迷惑が及ぶ可能性があります。それは絶対避けなければならない。県が心配するのはその事。お金だけの問題ではないのです。それ以外、出来る事は何でもサポートします。」

監督も幹部も県の立場を理解してくれたようで、「帰国して会長と相談する」との返事。

数日後「夜間照明の事は了解した。必要な場合、野球場を使わせて欲しい。」とのメール。

ヤレヤレ、、。大騒ぎにならずに済んだ、、!

【現在どうなっているか知らないが、スポーツランド宮崎を売るなら夜間照明は必要だと思います。】

【陰の声。国会では「記憶にない」の連発。23年前んコツをよう覚えちょるネ!】

俺も都合のワりコツは忘るっと。( ^)o(^ )

 

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