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子供は未来からの授かりモノ

元宮崎県知事(1979~2003年)の松形さん。

「みんなが挑戦みんなで参加」をスローガンとする新ひむかづくり運動を提唱され、「よだき、のさん」に象徴される「他人任せの県民意識の改革」を呼び掛けられた。

中でも「子供の教育、健やかな成長」には、情熱を持って取り組まれた。

児童養護施設石井記念友愛社(木城町)への早朝視察(登校前の子供の生活の実態も見たい)のエピソードについては、ずっと以前に投稿した。

松形さんがよく口にされた、忘れられない言葉がある。

「子供は未来からの授かりモノ。しっかり育て、未来にお返しするのが、私たち大人の責務であります。」

その信念で文部省の反対を押し切り、全国で初めて設立された「五ヶ瀬中等教育学校(中高一貫校、1994年4月1日)」。今や全国の主流となっている。

インターネットやSNSで瞬時に世界とつながる今の子供たち。

「自然に対する畏敬の念」、「食の大切さ」、「人への思いやり」、「日本古来の伝統文化」など「私たち大人が子供たちに教え、伝えなければならない責務」があるのは承知しているものの、

貧困、虐待、ネグレクト、ヤングケアラーなど厳しい環境に置かれ、「未来への希望を失っている子供たち」がいる現実に、どう対応していいか分からず、傍観するしかないのが現状である。

子供食堂など有志のボランティア活動に委ねるだけでなく、「地域ぐるみで子供たちを見守り育む運動に県民総ぐるみで」取り組む必要があると思うのだが、、。

畑や田んぼでお年寄りと共同作業。一つのヒントになるのでは、、?

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