10JOYCの大きな目玉は、『貨物船(八興21→HAKKO-ひなた)クルーズ。』
美女たちはイルカやトビウオに歓声を上げるが、私は真夜中の甲板に惹かれる。
『過去から這いあがり、今を掴み、未来をこじ開ける。』そんな思い、巡らす、、、。
3年前、ある飲み会があった。
丁度、あの出来事の控訴審判決があり、『最後の闘いをどうするか?』心が高ぶっていた時。
たまたま素敵な女性の隣に座った。
気さくで聞き上手、酒もすすめられ、心が楽になった。
酔いに任せて「俺、公務員だったんだけど、異端児で”嵐を呼ぶ男”と言われていたんだよ。」
「へーっ、そんな風には見えないけど、”嵐を呼ぶ男”、カッコイイ!」
「船の旅いいよ、それも貨物船。真夜中の甲板、真っ暗。見上げると満天の星。船が黒い波を切り裂く。ドーッと上がるしぶき。風がビュービュー当たって、、、。」
つい調子に乗った。(いつもの悪い癖。 笑)
それから2カ月位経ったある日、カフェでまたも偶然出会い、コーヒーを一緒した。
「この前、”嵐を呼ぶ男”って言われてましたよね。」
「よー覚えちょったね」
「公務員だったんでしょ。面白い人だなと思って、、、。それで、”うた”をつくったんですよ。」
「漆黒の 波を切り裂き 進む船 一人たたずむ 裕次郎のごとく」
「へービックリ。 うまいね。裕次郎はオーバーだけど、、、。」(照れ笑い)
これって、夢だったかな、、、。 (脚色・編集 If)
コメント