K県政4期目がスタートし10か月。9月議会でも新たなビジョンは発表されず、未だに宮崎の進路が見えてこない。何故だろう、、?
今、県民一丸となって、山積する難題に立ち向かい、未来へ道を切り拓く時ではないのか?
全てとは言わないが、県庁は「前例踏襲。事なかれ主義。」
「新しい事への挑戦や既得権に踏み込み改革する気概」に欠ける。
「既得権を死守しようとする有力団体と波風立てず、今まで通り、やった方が無難で楽」だから。
それでは宮崎の発展は望めない!
Ifの県庁生活は「その体質・姿勢に抗った38年」だった。
尻込みする課長、次長、部長を納得させるのも骨が折れるが、
一番面倒くさかったのは、「何か新しいことを始めようとすると」、必ず「人事・財政=県庁の中枢=優秀な職員集団」と協議が必要で、
「何故、その事業が必要なんですか?」、
「将来の見通し、費用対効果はどうなんですか?」、
「他県の状況を調べて教えてください」、
「市町村や関係団体の理解は得られるんでしょうね?」
との後ろ向きの質問ばかり。
「それイイネ。事前に知事にも話し、了解をとる方がいいよ」などの応援の言葉は絶対ない。
「何処の県でもやったことはない新しい取り組みで、救われる県民がいます。卵が先か鶏が先か、やってみないと分からない面は確かにあります。不都合があれば、その時その時点で修正していきます。」
「そんな情に訴えた泣き落とし」は絶対通用しない。
急ぐ仕事を後回しにして、残業。数枚の資料作成。「よし、これでいいだろう」と自信を持って協議に臨むと、「違う視点で、けちょんけちょんに叩かれる」。
また残業し、反論する材料を揃えても、納得してくれない。
「あーやめた。やめた。今まで通り、やれば、こんげ面倒なこつはせんでいい。」何度も投げ出したくなったが、「狂った果実」で湧き起こる怒りを鎮め、再度交渉に臨んだ。
児童養護施設整備。同和金融の適正化。90ひむかの祭典。ホット21福祉プラン。宮崎ならではの教育改革。第1回日本スポーツマスターズ大会。SNA支援。ワールドカップサッカーキャンプ。社会福祉事業団改革。エコクリーン。内水面振興センター法人化etc。
全て前例のない大事業だった。
それらを一緒に闘い、成功に導いてくれた「10JOYCの仲間たち」。
彼らは一堂に
「Ifさん、やりましょう!」
「問題があれば、走りながら考え、修正しましょう。」
「どうせ、誰もやったことがない事でしょう。やる前からああだこうだ言うてん始まらん。時間の無駄ですよ。」と背中を押してくれた。。
コロナ後の経済再生。人口減少。少子高齢化の同時進行などの県政課題は、今まで経験したことがない難題ばかり。
混沌として先が見えない今、県職員(部長、課長、係長)に求められるのは「ダメモトの気概」。
失敗を恐れては前に進めない!
他県を参考にしてたら、取り残される!
今こそ知事の出番である!
職員の力を結集し、県民も巻き込み、「あっと驚くような施策」を打ち出してもらいたい!
「逆境から這い上がり、更に同じ境遇に悩む人たちを救おう」と立ち上がった中本さん、中本応援団の「不屈の挑戦」を見習って欲しい!
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