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梅一輪と超人

家人にせかされ、伸びすぎた藤の枝をバッサリ切った。

芽が膨らんでいた。かわいそうに、、。

お陰で、いいモノ見つけた。

梅、やっと一輪咲いた。

例年より、2週間くらい遅い、、。

自然は裏切らない、、。

春よ来い、、。

はーやくこい、、!

【超人。昨夜、BS・NHK。白銀の大縦走。】

冬の北海道。宗谷岬~襟裳岬。しかも山。単独で縦走の60日。

「決められたレールに乗る(人生)のは後悔する」と山屋(山岳ガイド)を選んだ。

ある本と出会い「白銀の大縦走を決断」。

「死ぬなよ」。仲間たちは見送った。

雪に覆われ、そそり立つ稜線。ある日は凍り、ある日はぶかぶかの雪庇を足元をふらつかせながらも、登り下る。死と隣り合わせの60日、、。

襟裳岬。歓喜のゴール。仲間たちと抱き合い涙と笑顔、、。

「よくやった!凄い!」思わず、テレビの超人に向かって叫んだ。

「90%は辛く苦しかったが、そのお陰で”10%の幸せ”を味わえる”自分は幸せ”、、。」とにっこり。(テレビに釘付け。メモしなかったので正確ではないが、、)

その超人を支える「女(ひと)」。

「待ってる人がいるのは、かけがえのないこと、、。」と。

決められたレールに乗ってしまったIf、、。

「公の険しい山、底なしの崖が連なる稜線、、。」何とか歩き通した、、。

歓喜のゴールはなかったが、今、”ささやかな幸せ”はある、、。

 

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