(田んぼの会でしめ縄作り。1昨年。)
国や県や市町村の公務員が行う仕事は「公(おおやけ)の仕事。」
掛かる費用(予算)は、99%税金(国税、県税、市町村税)で賄われている。
従って当然のことだが、その予算執行(空港・港湾・道路・橋など公共事業、学校・図書館など公共施設、医療・福祉など補助、災害・防災、警察・防衛など)は公共(国民・県民・市町村民)の利益に供するものでなければならない。
予算執行に当たっては、公務員が公共の利益に沿った運用(公平・公正)をするよう、法律、条令、規則、要項、要領、通達などで目的、基準、手続きなどが細かく規定され、議会には適正運用を審査する調査権・質問権が与えられ、法律などに違反した場合は厳しい罰則も科される。
ところが公務員のみならず、そのトップである知事、市町村長(過去には首相)も特定の企業や団体との癒着による不祥事が後を絶たず、逮捕・起訴に発展する事案も多い。
この要因は議会のチェック機能の甘さ(=執行部の提案を追認)にもある。
「人間の愚かさ」と言えばそれまでだが、「公の品格が落ちた=公僕の矜持の失墜」が嘆かわしい。
昨日、ギンギンさんと公園で会い、近況をうかがった。
「ある公共財産の処分問題で、一審は敗訴、高裁で争うとのこと。」
ブログで詳細は書けないが「廃校になった建物と土地(=公共財産)の処分は、公平公正の観点から、一般公募を行い、公共性の高い提案があった者と契約すべきであり、随意契約による処分は公共の利益に反する」という訴えである。
廃校になる学校の跡地の有効活用は、子供の減少で宮崎だけでなく全国で起こっている問題。
学校用地は市民の共通財産、その有効な活用策については、市民の幅広い意見を求め、時代の変化に適応した「新たな方法を執行部でまとめ、予め議会の承認を得るなどの事前手続き」も必要なことは、当然と思うのだが、、?
「情けないことに、公は、弱み(失敗)は絶対明らかにしない裏の面も持つ。」
「公の不正を正し、公と争うのは難儀なこと」。
真実を知らない一般市民の目は、冷ややか。例え知ったとしても、公と争う面倒なことには関わりたくはないのは世の常。応援してくれる人は少なく、孤独とも闘わなければならない。
Ifはギンギンさんの主張が正論だと思う。体に留意し、頑張って!
興味のある方は、ギンギンさんから直接聞いてください。
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