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一枚の名刺。俺の宝物。

昨日、碁会所へ。本当に久しぶり、、。

早く着いた。

Pには数台の車。子供&初心者囲碁教室だろう。

シートを倒し、時間待ち。

1昨日の飲み会。みんなの楽しそうな会話、笑顔、熱唱を思い浮かべ、幸せな気分に満たされていた、、。

ふと、横断歩道を渡る青年。マスクはつけていたが、ふっくらした体型。

「あ、N君! 子供教室の手伝い、終わったんだ。」

慌ててシートを直し、窓を開け、「やー久しぶり」。

「こんにちは。おひさしぶりです。」ちっとも変わらない、あの優しい笑顔。

中学、高校。学校が休みの時。碁会所に通い、何度も対局。

若さゆえの攻めすぎ、守りが破綻するとボロボロ。

そんな時も悔しさをぐっと堪え、照れ笑いできる「やさしくて、力持ち。今どき、珍しい子」。おじさん達から可愛がられ、しごかれていた。

「今、どうしているの?」

「働いています。」

「へーそう。どこで?」

「市内の自動車会社、経理をやってます。あ、名刺があります。」

バッグから、名刺を取り出し、両手で差し出し、ペコリ頭を下げ、ニッコリ。

「おー!スゲー!。ありがとう。」

うーん。N君が名刺を、、。うれしかった!

「若けもんとの飲み会。コロナで出来んかったけど、ちっと収まってきたかい、やろう。T君に言うちょくかい。」

「はい。よろしくお願いします。」再び、あの笑顔。

この名刺。俺の宝物!

「いい時を積み重ねていく」。「年をとる」のは悪いことではない、、。

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