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私の正体その1=つながれた命、1枚の写真

ブログ2カ月、偉そうな事も書きました。

そろそろ、私の正体、少し、お見せしましょう。

生まれたのは、戦後昭和21年、宮崎県児湯郡(西都市)。

姉が4人、つまり跡取り息子。

確かめた訳では無いが、父45歳、母40歳の時。よく生み、育ててもらった…。

戦前、父は県庁、母も教職。当時は珍しい共稼ぎだったらしい。

大政翼賛会の関係で公職追放された父。実家に帰り、”不在地主で手放した”僅かな田畑で農業。

長女が3歳の時、出張中、瀬戸内海で遭難。木材にしがみつき、浜辺に打ち上げられたと聞いた。

過酷な運命に耐え、命をつないでくれた…。

小学生の頃、ふと目にした書院のアルバム。

着飾った父・母・姉4人とお手伝いさん。

「ぼくは、どこん(どこに)、おっと?(いるの)」

恐る恐る、姉に尋ねたことを覚えている。

戦前、正月に撮っていた家族写真。

戦後、貧しい農家から消え、1枚だけ残っていた。

 

 

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