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第38回宮崎矯正展を見て、、。

今日のブログ。非常に難しいテーマである。

「犯罪はいかなる理由があろうとも決して許される行為ではなく、犯罪者を擁護する意図はない」ので、誤解なきようにお願いしたい。

闇バイト、ロマンス詐欺、犯罪のニュースが流れない日はない。

法を守る。その模範となるべき政治家、裁判官、検事、警察官、公務員まで犯罪を犯す。

ホントに暗い変な世の中になったものだ、、。

多感な子供を持つ親、学校の先生方、「子供たちに正義=善と悪をどう教えればいいのか?」さぞ困っておられるだろう、、。

11月3日、宮崎刑務所の矯正展。

いつか行って見なければいけないと思っていたが、その機を逃していた。

宮日新聞で今回が最後と知り、行って来た。

施設見学。高い塀の前、100人以上が並び、”扉が開く”のを待つこと1時間、、。

社会の冷たさ、理不尽さ。罪へ追い込まれた過程。被害者と家族の想い。罰だと裁くプロセス。檻の中での償い。刑務官の仕事。更生への長い道のり。更生保護司の地道な支援活動。etc。

そんなモロモロが迫り、帽子を取り、頭を下げて、「塀の中」に入った。

刑務官から「施設の概要」と「塀の中の暮らし」について説明があり、

約20分。受刑者の作業工場3か所(作業着縫製、仏具製作、木工製作)や食事のメニューなどの展示を見学させてもらった。

「当然の報いと言えばそれまでだが、罪を背負い、償う事がいかに大変な事か」思い知らされた!

屋外は別世界。澄んだ青空、一段と美しかった。

多くのテントが並び、子供からお年寄り、男性も女性も、大勢の人で賑わっていた。

全国の刑務所で作られた物品、安価で販売。

記念に数点購入。忘年会をお楽しみに。( ^)o(^ )

展示コーナーにあった、受刑者の絵画三点(写真)。

「早く外に出たい。普通の暮らしに戻りたい!」そう訴えている。

昼。更生保護司会のレタス巻きと稲荷ずし。青空の下でいただいた。

被害者の心の傷を察すると軽々に言えないが、

「人間。何と哀れで空しいものか、、!」

「怒りで爆発しそうになったこと。俺も何度もある。」

「何が?塀の中と外に分かつのだろう、、?」

「罪を償い、元受刑者が更生の道を歩もうとする」のを「社会が拒み、閉ざし」、「再び犯罪へと追いやる。」

「そんな残酷な連鎖は、何としても防がなくてはいけない!」

「でも、その手立ては? 」

「手立てはあるにしても、誰がやるのか?」

「遠い遠い道のりだが、俺に出来る事、何か?ないだろうか?」

玄さんと中本さんを思い浮かべ、刑務官や更生保護司の姿を見て、そんな想いが重くのしかかった!

【アメリカ大統領選挙。いよいよ投票。さて?】

 

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