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必殺※後始末人 1 激動の宮崎、翻弄された県職員

退職して17年経った。

今でも、心から消し去れない”傷”がある。

やった仕事の後悔はないので恨みはもう消えた。

従って愚痴や嘆きではない。

「後始末を任されたにも拘わらず、中途半端な仕事を残したままの異動。結果、後で大混乱となり、県行政の不信を招き、公務員の権威を著しく失墜させたことの無念。」

「私を信じて頂いた住民の皆様、一緒に困難な仕事に取り組んでいただいた民間の方々、そして一緒に闘ってくれた職員への”懺悔”である。」

「きちっと後始末ができず、結果、皆さんとの約束が果たせなかったこと。誠に申し訳ありませんでした!」

私は昭和44年4月県職員となり、平成19年3月退職。

38年の県庁生活。4人の知事に仕え、21の職場で「真剣に県民と向き合った」つもりである。。

その間、二人の知事が逮捕・起訴されるという県を揺るがす大事件が起こり、当然ながら私たち職員も動揺・翻弄された。

下記に四人の知事、大きな出来事を記す。

私の関わり(後始末)に注目あれ。

〇 黒木博知事(39~44代。昭和34.4.23~54.6.18)

*受託収賄罪で逮捕 昭和54年(1979)6月8日、辞職6月18日

〇 松形祐堯知事(45~50代。昭和54.8.5~平成15.8.4)

*シーガイヤ 設立~平成5年(1993年) 経営破綻~平成13年(2001年)

*リゾート基金返還住民訴訟~平成12~13年(2000~2001年)

*商工観光労働部次長~平成13年9月~平成15年(2001~2003年)

*SNA経営危機対応 平成13~15年(2001~2003年)

*Wカップキャンプ対応 平成13~14年(2001年~2002年)

〇 安藤忠恕知事(51代。平成15.8.5~平成18.12.4)

*宮崎県社会福祉事業団副理事長 平成16.4~17.3(2004年)

*宮崎県環境整備公社副理事長 平成17.4~18.3(2005年)

*エコクリーン問題勃発 平成17年5月 開業6月(2005年)

*宮崎県内水面振興センター理事長 平成18.3~19.3退職(2006年)

*官製談合事件 平成18年(2006年)11月 辞職12月4日 逮捕12月8日

〇 東国原英夫知事(52代。平成19.1.21~23.1.20)

*エコクリーン報道~刑事告訴~検察審査会 平成20、21,22年(2008~2010年)

〇 河野俊嗣知事(52~55代。平成23.1.21~現在)

*エコクリーン民事訴訟 平成26~31年(2014~2019年)

*エコクリーンの真実を知事・県議会などへ送付 平成26年~31年(2014~2019年)

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