サイドボードの引き出しの整理。奥にあったのは見覚えのある宝箱。
実家にシノベテたのを(日南弁、忍べる?)20年ほど前に持ち帰り。
何でも鑑定団ファンの妻に見せたら、「こんなガラクタ捨てて」と言われそうで隠した記憶。
中一か中二の頃(57,8年前)の宝物。実に懐かしい。
以下、すべて採取地は日向市牧島山(標高119M)麓の幡浦の畑。
細島商業港の南側の温暖地。海の幸、山の幸も頗る(すこぶる)豊富な土地柄。
雨の後で、露出して、見付けやすかった覚え。
お宝① 石包丁
弥生時代(紀元前・後300年頃)。この頃は根元ではなく、稲の穂先だけを刈り取っていた。
実に、手に馴染む。(85mm×50mm×10mm)
お宝② 石匙(いしさじ/せきひ)
①よりさらに古い縄文時代。「さじ」としての用途ではなく、携帯用万能ナイフとして動植物を切った。
無くさないよう、柄をひも状のものでくくり、首に下げたらしい。(65×33×6)
お宝③ 石錘(せきすい)、石浮き
縄文時代。漁網、釣り用のおもり(50×45×11)
軽石製の浮き(45×37×10)
お宝④ 石斧(せきふ)
縄文時代。残念ながら石斧(いしおの)の破片(55×52×30)
お宝⑤ 縄文式、弥生式土器の破片
コロナ禍。なかなか先が見通せない。
毎日報じられる暴力、ハラスメント、窃盗、日本人としての矜持の欠片もない破廉恥行為等々。
煽り、一方的な攻撃、非難等々。
こういう時だからこそ、各人とっておきのお宝でも手に取って。
一歩、二歩下がって、俯瞰で見て。
悠久の縄文、弥生の人の生活に思いを馳せるのもいいものだ。
【よー見つけたね! いつになるか分からんけど、飲み会の時に持って来て!】
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