碁会所は2階。3階にはご年配の女性が住んでおられる。
時々、だし巻き卵など手料理を差し入れされる優しい方。
昨日、ビックリすることがあった。
客は三人。私は二人の対戦を見ていた。
「すみません」その方が入ってこられた。
「はい、何か?」
「あのー、ここのお客さんで煙草を吸われる方がおられるでしょう。今日は雨ですよね、、。」
てっきりクレームと早合点。
「煙が階段から上がりますか?」
「いえいえ、そうじゃなくて、、。良かったら内でいかがか?と思いまして、、。」
「えー!そんな!いいんですか?」
「はい。ちょっとご覧になりますか?」
「行ってくるわ」。二人に声を掛け、女性に続いて3階に。
ドアが開いた。
「何?これ!」
一坪くらいの空間に、プランターに花々、水草(めだか)の鉢、かわいい置物がずらり。
椅子が二脚、小さなテーブルに灰皿まで。
「ひえー!ここで煙草を、、。モッタイナイですね!」
「いいでしょう!」とニッコリ。(*^_^*)
宮崎には、まだ、こんな優しい思いやりのある方がおられるんだ、、。
心の中で「希望の鐘が鳴り響いた!」
「ありがとうございます!早速伝えます。喜びます。」
2階に降り、対局が終わるのを待って、経緯を話すと「行ってみたい」とのことで、二人を案内。
チャイムを鳴らし「連れてきましたよ」。告げると、嬉しそうに出てこられた。
「あり得ない光景」に二人とも感激!
その後一人。煙草を吸いながら、歓談したそうだ。

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