また、大きな山にぶち当たった。
登る道は幾つかあるが、どの道も険しく、危険と隣り合わせであることも分かった。
「さて、さて、どうしたものか、、?」
自問自答しながら、雨上がりの公園を歩いた。
雲にすっぽり覆われ、前途多難を暗示しているような空、、。
2周、3周しても様子は変わらない。
4周目、南の方にかすかに青空、、。
5周目、東の方が少し明るくなった、、。
9時が過ぎ、館内へ。
「リターンマッチ。後藤正治著」を読み上げた。
「ウーン、、!凄い!」
ノンフィクション。また一人、逆境を跳ね返した「怪物」に出会った。
少し勇気づけられた。
外に出ると、青空が広がっていた。
あるヒントが浮かんだ。
「この道を登ってみるか、、。」
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